テストプレイなんてしてないよ

playtest ボードゲーム

「テストプレイなんてしてないよ」って、どんなゲーム?

「テストプレイなんてしてないよ」は、手札を使ってとにかく「勝利すること」を目指す、バカバカしいけどやめられないゲームです。

  • 勝っても負けても後腐れなしの、「理不尽な勝敗」を楽しむゲーム
  • 長くても5分でさくっと終わる!
  • 勝敗を決めたいときにジャンケンがわりに、ちょっとした暇つぶしに、またはパーティの盛り上げ用に!
  • 小学校中学年くらいから遊べる!
  • 人数:2〜10人
  • 所要時間:1〜5分
  • 対象年齢:13歳〜
  • ジャンル:対戦型
  • 定価:1,650円

「テストプレイなんてしてないよ」の遊び方

 各プレイヤーはゲーム開始時に2枚ずつのカードを受け取り、自分の手番ではさらに山札からカードを1枚引いて、これら手札のカードをプレイして勝利を目指します

 各カードには、例えば次のような効果が書いてあり、「プレイ」することでこれらの効果を使用します(使用したカードは通常捨て札になります)。

  • 戦闘!:全員でジャンケンし、手番プレイヤーと異なる手を出した全プレイヤーは敗北する
  • ドラゴン:手番終了時にこのカードが自分の前に置かれていた場合、敗北する
  • 創英角POP体:全プレイヤーはカードのプレイ前に「創英角POP体」と言わなくてはならず、言わなかった場合は敗北する
  • 勝利!:今月が誕生日の場合、手番プレイヤーが即座に勝利する

 このように、とにかく他の全プレイヤーを敗北させ、または自分が勝利すればよしというめちゃくちゃなゲームで、自分の手番が来る前に敗北してしまうこともままあります。

 これに対して、他のプレイヤーは、運よく次のようなカードが手札にあれば、これらを使って、自分の敗北または他プレイヤーの勝利を食い止めることができます。

  • びっくり:残りプレイヤーが2人で、自分が敗北したとき使用すると、勝利
  • 科学:「ドラゴン」が自分の前に1枚だけある場合、その存在を否定し、「ドラゴン」を他のプレイヤーの前に移す
  • 子猫の待ち伏せ:いつでも使用でき、直前にプレイされたカードの効果を消滅させる

 このほかにも、「いつ使えばいいの?」と分からないカードもあります(それでも、何かと使えるシーンがあったりします)。

  • ジ・エンド:自分の前にこのカードを置き、自分の手番終了時に全プレイヤーは敗北する
  • 敗北!:このカードを使うと敗北する

「テストプレイなんてしてないよ」のおすすめポイント

 そのとき手札にあるカードを駆使して、とにかく勝てば良いというゲームで、ほぼ運に左右されます。

 ゲーム時間は長くて5分で、短ければ10秒くらいでゲームが終了することもあります。

 プレイヤー間の実力差が出にくく、例え敗北しても「めちゃくちゃだな〜」とみんなで笑いあえるゲームです。

 バカバカしいルールで勝敗が決まる理不尽さを楽しむゲームなので、「ボードゲームやろう」と気合を入れて臨むと肩透かしにあいます。

 我が家では、さくっと短時間で勝敗を決めたいとき(例えば、今日のお風呂洗い当番を決めるとき)にジャンケンがわりに遊んだり、ちょっと時間が空いたけど難しいゲームは無理!というときに暇つぶしに遊ぶことが多いゲームです。
 大人数のパーティでワイワイ盛り上がるのにも便利です。

 対象年齢は13歳以上となっていますが、小学校中学年〜高学年くらいから十分遊べます

 なお、「テストプレイなんてしてないよ」にはプレイを拡張できる「混沌パック」というものが同梱されており、お好みで毎ゲーム開始時に使用することができます。
 これを使うと、その名の通り、より一層混沌とした遊びを楽しむことができます。

 「テストプレイなんてしてないよ」には、スタンダードなもののほか、より即死性の高い「黒」、システムが複雑になった「レガシー」、日本で開発された「アニマルズ」など、多くの姉妹品が出ています。
 Amazonのレビューなどを見ながら、お好みの物を楽しんでいただければと思います。

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