「街コロ」って、どんなゲーム?
「街コロ」は、麦畑、パン屋、カフェ、スタジアムなどの施設を購入してコインを稼ぎ、いち早くランドマークの建設を目指すゲームです。
- 自分の街を作る楽しさを味わえる!
- オプションルールや拡張セットでバランス良く遊べる!
- 2015年の「年間ゲーム大賞」最終候補作品!
- 人数:2〜4人
- 所要時間:30分
- 対象年齢:7歳〜
- ジャンル:対戦型
- 定価:3,667円
- 受賞歴:2015年「年間ゲーム大賞」最終候補
「街コロ」の遊び方
「街コロ」の目的は自分の街の「ランドマーク」をいち早く全て建設することで、そのためには収入源となる「施設」を購入して街を作り、コインを稼ぐ必要があります。
収入源である施設は、青・緑・赤・紫の4色に分かれており、それぞれ
青(第一次産業)
誰のターンでも、サイコロの出目によって銀行から収入を得られる
緑(商店・工場・市場)
自分のターンの時だけ、サイコロの出目によって銀行から収入を得られる
赤(飲食店)
サイコロを振った他のプレイヤーから、サイコロの出目によって収入を得られる
紫(大施設)
自分のターンの時だけ、他のプレイヤーから収入を得られる
という特色があります。
他のプレイヤーが持つ施設や行動(サイコロを一つ振るか、二つ振るかなど)を見ながら、より多くの収入を得て、ランドマークの建設を進めます。
「街コロ」のおすすめポイント
お気に入りの施設で狙い通りの収入を得られたときの達成感は病みつきになります。
絵も可愛いため、自分の街を育てていく楽しさもあります。
全ての施設をふんだんに使えるのがデフォルトルールですが、勝ちパターンが決まってしまうという難点があります。
「街コロ」ではその点に配慮して、一度に場に出される施設の種類を10種類に限定するオプションルールを用意しており、我が家ではもっぱらオプションルールで遊んでいます(なお、最近、このオプションルールを本ルールとして採用した姉妹品の「街コロ通(ツー)」も販売されています。)。
また、「街コロ」では、ランドマーク「駅」を建設することでサイコロを2つまで振ることができるようになるのですが、「街コロ」単体ですと、サイコロを1つだけ振る方が勝ちやすい傾向があります。
「街コロ」には、拡張セットとして「街コロ+(プラス)」と「街コロ♯(シャープ)」があり、これらを足して遊ぶとゲームバランスが改善し、サイコロ2つで楽しく遊べるようになります。
「シャープ」は、自分のターンにお金を失う「貸金業」や「貸金業」などを他のプレイヤーに押し付ける「引っ越し屋」など、若干気を遣うカードが入っており、対象年齢も10歳からとなっています。
他方、「プラス」には、「食品倉庫」や「マグロ漁船」など、サイコロを2つ振ると多くの収入が入るカードが入っており、気を遣うカードは入っていません(対象年齢も、街コロ本体と同じ7歳からです)。
そのため、小さいお子さんたちと遊ぶときには「街コロ」に「プラス」を足す程度が最適だと思います。
まずは「街コロ」(オプションルールがおすすめ)で遊んで、物足りない・拡張セットも遊んでみたいと感じた場合には、「街コロ+(プラス)」の購入を検討してみてください。
なお、「街コロ+(プラス)」と「街コロ♯(シャープ)」は「街コロ」の拡張セットで、遊ぶためには基本セットの「街コロ」が必要ですのでご注意ください(これに対して、「街コロ通(ツー)」は単体で遊ぶものです)。
日本生まれのゲームながら、ドイツの2015年「年間ゲーム大賞」の最終候補作品です。