「インサイダー・ゲーム」って、どんなゲーム?
「インサイダー・ゲーム」は、プレイヤー内で答えをあらかじめ知っていた「インサイダー」を当てる(インサイダーになった人は、当てられないようにする)ゲームです。
- お題を当てるクイズと、インサイダーを当てる正体探しが絶妙にマッチ!
- 人柄がゲームに現れ、ゲーム後の振り返りが楽しい!
- 親戚や友人が集まったときに手軽に遊べる!
- 人数:4〜8人
- 所要時間:15分
- 対象年齢:9歳〜
- ジャンル:チーム戦
- 定価:2,420円
「インサイダー・ゲーム」の遊び方
初めに、役割カードを引いてこっそり確認し、ゲームを進行するマスター(マスターだけは初めに身分を明かします)、答えをあらかじめ知ることができるインサイダーと、庶民に分かれます。
このゲームは、「協力パート」と「対決パート」に分かれています。
まずは「協力パート」で、マスター以外のプレイヤーは、マスターに対して「はい」「いいえ」で答えられる質問をして、マスターが選んだお題(↓この写真では、お題はカードの2番で「ストロー」。マスターとインサイダーだけが知っています。)を制限時間内に当てます。
「インサイダー」だけは、マスターがお題を決めた後に、誰にも知られずにお題を確認する時間があり、答え(ここでは「ストロー」)を知っています。
「協力パート」が終わった後の「対決パート」で、誰がインサイダーかを当てるのがゲームの目的ですので、インサイダーは、マスターを含む他のプレイヤーから怪しまれないように、適度な質問をしながら正解に導く必要があります。
マスターを含む他のプレイヤーは、誰がインサイダーかを探りながら「協力パート」を進めていきます。
「協力パート」の時間内にお題の答え(ここでは「ストロー」)にたどり着けなかった場合は全員の負け、見事答えにたどりついた後は、「対決パート」に突入します。
「対決パート」では、マスターもインサイダーも含めて、みんなで「誰がインサイダーか」を話し合います。
唐突に正解につながる質問をしたとか、いつも質問する人が全然質問しなかったなど、怪しい行動がなかったかを話し合い、多数決によって、インサイダーだと思う人に投票します。
インサイダーを当てることができればインサイダー以外の勝ち、他の人(庶民)に投票されたらインサイダーの勝ち、となります。
「インサイダー・ゲーム」のおすすめポイント
プレイ開始当初は、大人と子供の演技力の巧拙が顕著で、大人がインサイダーのときはなかなか当てられず、子供がインサイダーのときはすぐに当てられてしまいがちです。
しかし、子供の吸収力は凄いもので、何度か繰り返すうちに、子供インサイダーが見事に大人たちを騙すようになります。
「騙す」というと言葉が悪いですが、要は演技力・交渉力であり、生きていく上で必要な力だと思います。
いろいろな人とプレイすると、その人の人柄がゲームに出てくるのが面白いところです。
インサイダーではないのに、答えにつながるいい質問をするため疑われがちな人や、単に黙っていただけなのにインサイダーと疑われる人など、いろいろなドラマがあって楽しめます。
ゲームが終わった後に、「なんでいきなりあの質問が出てきたの?」「なんでインサイダーって疑われたんだ〜!?」などとワイワイ盛り上がりながら振り返るのが楽しいゲームです。
家族で遊んでももちろん面白いですが、親戚が集まったときや、友人が遊びに来たときに特におすすめのゲームです。
プレイ時間が15分ほどでさくっと手軽に遊べる点もポイントです。