「年間ゲーム大賞」ってなに?
世界中で多くのボードゲーム賞がありますが、その中で最も歴史と権威のある賞がドイツの「年間ゲーム大賞」(Spiel des Jahres)です。
毎年、家族・友達向けの新作ボードゲームの中から、3〜5タイトルの最終候補作品と、6〜10タイトルの推奨(準候補)作品が発表され、最終候補作品の中から大賞が発表されます。
選ばれたゲームには、パッケージに「Spiel des Jahres」のロゴをプリントすることが許可され、大賞受賞作品はもちろんのこと、最終候補作品・準候補作品も含め、このロゴマークが良質なゲームの一つの指標として信頼を得ています。
例えば、日本でも有名なカタン、スコットランドヤード、カルカソンヌなどは歴代の大賞受賞作品です。
2001年(特別賞時代を含めると1989年)からは8歳までの子供向けのキッズゲーム大賞、2011年からは中上級者向けのエキスパートゲーム大賞も、併せて発表されています。
赤が年間ゲーム大賞、水色がキッズゲーム大賞、グレーがエクスパートゲーム大賞のロゴです。
「年間ゲーム大賞」のロゴ付き作品はハズレが少ない
どのボードゲームを買えば良いか悩む場合には、「Spiel des Jahres」のロゴマーク(特に子供向けであれば「年間ゲーム大賞」または「キッズゲーム大賞」のロゴマーク)がついている作品(大賞受賞作品、最終候補作品、準候補作品)を選ぶとハズレが少ないと思います
ただし、大賞受賞作品・最終候補作品・準候補作品であっても、ロゴマークがついていないものもあります。
当サイトでは、「年間ゲーム大賞」、「キッズゲーム大賞」または「エキスパートゲーム大賞」の大賞受賞作品、最終候補作品、準候補作品には「年間ゲーム大賞」のタグをつけ、さらに「キッズゲーム大賞」「エキスパートゲーム大賞」関連の作品にはそれぞれ「キッズゲーム大賞」「エキスパートゲーム大賞」のタグをつけていますので、ボードゲーム検討の参考にしてください。
以上、ドイツ「年間ゲーム大賞」(Spiel des Jahres)の説明でした。