ドデリド

dodelido ボードゲーム

「ドデリド」って、どんなゲーム?

 「ドデリド」は、場に出ている3枚のカードの共通点・特徴を素早く判断して宣言するゲームです。

  • みんなでワイワイ盛り上がれる!
  • プレイ時間に合わせてさくっと遊べる
  • 2017年の「年間ゲーム大賞」ノミネート作品
  • 人数:2〜6人
  • 所要時間:10分
  • 対象年齢:8歳〜
  • ジャンル:対戦型
  • 定価:1,500円
  • 受賞歴:2017年「年間ゲーム大賞」準候補

「ドデリド」の遊び方

 各プレイヤーは、手札の一番上のカードを、場に山札が3山できるように順番に出し、間髪入れずに「宣言」を行います。

 この「宣言」の内容は、山札に置かれているカードの共通点・特徴によって変わり、それを瞬時に見極める必要があります。

 基本的には、場に多くある動物の種類または色を宣言するのですが、様々な例外があり、宣言(行動)の内容は次の6種類です。

①複数枚ある特徴(動物の種類または色)を宣言する

 同じ特徴(動物の種類または色)のカードが複数枚あり、かつ、他に同じ特徴のカードが複数枚ない場合には、その同じ特徴(動物の種類または色)を宣言します。

(写真上)シマウマが2頭、色はバラバラなので、「シマウマ」と宣言します。
(写真下)種類はバラバラ、色は白が2匹なので、「白」と宣言します。

②複数枚ある特徴のうち、多数の特徴(動物の種類または色)を宣言する

 同じ動物と色がそれぞれ複数枚あり、そのうち一方が多数である場合には、その多数である方の特徴(動物の種類または色)を宣言します。

(写真上)ラクダが2頭、色は3匹とも青なので、「青」と宣言します。
(写真下)3羽ともペンギン、色はピンクが2羽なので、「ペンギン」と宣言します。

③「ドデリド」と宣言する

 同じ動物と色がそれぞれ複数枚あり、かつ、それらの枚数が同じ場合は、「ドデリド」と宣言します。

(写真上)ラクダが2頭、色は白が2匹なので、「ドデリド」と宣言します。
(写真下)シマウマが2頭、2頭とも色はピンクなので、「ドデリド」と宣言します(一番右には、シマウマでもピンクでもないカードが出ていると仮定してください)。

④「なし」と宣言する

 同じ特徴(動物の種類または色)のカードが複数枚ない場合には、「なし」と宣言します。

(写真上)種類も色もバラバラなので、「なし」と宣言します。
(写真下)一番初めにカードを出すときも「なし」と宣言します(カメやワニが出た場合を除きます)。

⑤「カメ」カードの枚数だけ、宣言の前に「オ〜」という

 場にカメのカードが置かれている場合、カメはのんびり屋さんなので、その枚数分、宣言の前に「オ〜」と言う必要があります。
 場にカメがいないときに「オ〜」と言ってはいけません!

(写真上)カメが2匹、色はピンクが2匹なので「ドデリド」ですが、カメが2匹いるため、「オ〜、オ〜、ドデリド」と宣言します。
(写真下)カメが3匹、色はバラバラなので、「オ〜、オ〜、オ〜、カメ」と宣言します。

⑥「ワニ」カードの上に手を載せる

 場にワニのカードが出てきたら、ワニから身を守るために、全プレイヤーがワニカードの上に手を載せます
 手が一番上になった(一番遅かった)プレイヤーは失敗となり、場のカードを全てもらい、次のラウンドを始めます。

 宣言する際に、誤った言葉を言ったり、言葉が詰まったり、誤って「オ〜」と言ったり、3カウント以上宣言できなかった場合には失敗となり、場のカードを全てもらい、次のラウンドを始めます。

 手札のカードを全てプレイした(一番初めに手札をなくした)プレイヤーの勝ちです。

「ドデリド」のおすすめポイント

 ①〜⑥それぞれのルールは単純なのですが、これらを瞬時に見極めて判断する必要があり、判断力・瞬発力が試されます

 分かっているのに動物の名前などが出てこずに、「あれ、なんだっけ?」となりながら、みんなでワイワイ盛り上がれるゲームです。

 最初に配る枚数を調整することによって、プレイ時間に合わせてさくっと遊べるところもポイントです。

 小さいお子さんと遊ぶときには、お子さんがプレイするときだけ、少し長めに待ってあげるとか、途中で言い直してもOKとしてあげると良いと思います。

 ドイツの2017年「年間ゲーム大賞」の準候補作品です。

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