ドミニオン
どんなゲーム?
「ドミニオン」は、1ターンで必要なお金を稼ぐことができるように自分のデッキを構築し、より多くの勝利点(領土)の獲得を目指すゲームです。
デッキ構築型ゲームの元祖ともいえる名作ゲームです。
遊び方
各プレイヤーは、自分のデッキ(山札)から5枚のカードを引きます。自分のターンでその中から、
①アクションカードを1枚プレイする
②財宝を使用して購入する
という行動をした後で、それらのカードを捨て札にし、次のターンに備えて5枚のカードを自分のデッキ(山札)から引きます。山札が足りなくなった場合には、捨て札をシャッフルして山札に加えます。
このように、毎回(原則)5枚のカードを引き、その中で、より多くの財宝を得られるようにデッキを構築し、勝利点カードを集めるのがこのゲームの目的です。
下の写真の左の「村」のように、「+○アクション」と書いてあるアクションカードを使うと、そのアクションカードをプレイした後にさらに他のアクションカードをプレイすることができます(村であれば、追加で2アクションできます)。
これを利用して、「村」→「議事堂」→「民兵」のようにアクションをコンボで使うことができます。このコンボがドミニオンの醍醐味の一つで、うまくアクションコンボが続くと快感です。
このように、ドミニオンでは強いデッキを作ることが重要なのですが、強いデッキを作ることに注力しすぎてしまうと、勝利点カードを買うタイミングを逃して負けてしまうことがあります。勝利点カードは勝利のために必要ですが、それ自体ではアクションカードとしても財宝としても使えない「邪魔」なカードですので、つい購入を後回しにしてしまいがちです。
勝利点カードを買い始めるタイミングが重要なポイントです。
ドミニオンのおすすめポイント
ドミニオンの魅力の一つは、カードの種類が豊富で、基本のセットだけでもアクションカード(王国カード)が25種類も入っていることです。
実際に遊ぶときに使う王国カードはそのうち10種類だけですので、多くの組み合わせが楽しめます。
さらに、ドミニオンには多くの拡張セットが出ており、それらを加えると無数の組み合わせが可能となります。
我が家には基本の「ドミニオン」しかなく、そのうち説明書で推奨されている組み合わせで遊んでいる程度ですが、それだけでも十分に楽しめます。まずは「ドミニオン」で遊んでみて、さらに深みにハマれば、拡張セットの購入も検討すると良いと思います。
対象年齢が14歳からとなっていますが、カードの組み合わせを選べば小学生から十分遊べます。
ドイツの2009年ゲーム大賞の大賞受賞作です。
なお、ドミニオンを遊ぶ際にカードの組み合わせをランダムに選びたい場合は、こちらのサイトを利用すれば、お持ちのセットからランダムで組み合わせを選んでくれるので、便利です。