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インサイダー・ゲーム
 

どんなゲーム?

 「インサイダー・ゲーム」は、プレイヤー内で答えをあらかじめ知っていた「インサイダー」を当てる(インサイダーになった人は、当てられないようにする)ゲームです。

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遊び方

 初めに、役割カードを引いてこっそり確認し、ゲームを進行するマスター(マスターだけは初めに身分を明かします)、答えをあらかじめ知ることができるインサイダーと、庶民に分かれます。

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 このゲームは、「協力パート」と「対決パート」に分かれています。まずは「協力パート」で、マスター以外のプレイヤーは、マスターに対して「はい」「いいえ」で答えられる質問をして、マスターが選んだお題(↓この写真では、お題はカードの2番で「ストロー」)を制限時間内に当てます。

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 「インサイダー」だけは、マスターがお題を決めた後に、誰にも知られずにお題を確認する時間があり、答えを知っています。
 「協力パート」が終わった後の「対決パート」で、誰がインサイダーかを当てるのがゲームの目的ですので、インサイダーは、マスターを含む他のプレイヤーから怪しまれないように、適度な質問をしながら正解に導く必要があり、マスターを含む他のプレイヤーは、誰がインサイダーかを探りながら「協力パート」を進めていきます。

 「協力パート」の時間内に正解にたどり着けなかった場合は全員の負け、見事正解にたどりついた後は、「対決パート」に突入します。
 「対決パート」では、マスターもインサイダーも含めて、みんなで「誰がインサイダーか」を話し合います。唐突に正解につながる質問をしたとか、いつも質問する人が全然質問しなかったなど、怪しい行動がなかったかを話し合い、多数決によって、インサイダーだと思う人に投票します。
 インサイダーを当てることができればインサイダー以外の勝ち、他の人(庶民)に投票されたらインサイダーの勝ち、となります。

インサイダー・ゲームのおすすめポイント

 プレイ開始当初は、大人と子供の演技力の巧拙が顕著で、大人がインサイダーのときはなかなか当てられず、子供がインサイダーのときはすぐに当てられてしまいがちです。しかし、子供の吸収力は凄いもので、何度か繰り返すうちに、子供インサイダーが見事に大人たちを騙すようになります。「騙す」というと言葉が悪いですが、要は演技力・交渉力であり、生きていく上で必要な力だと思います。
 いろいろな人とプレイすると、その人の人柄がゲームに出てくるのが面白いところです。インサイダーではないのに、正解につながるいい質問をするため疑われがちな人や、単に黙っていただけなのにインサイダーと疑われる人など、いろいろなドラマがあって楽しめます。
 ゲームが終わった後に、「なんでいきなりあの質問が出てきたの?」「なんで黙ってたの?」などとワイワイ盛り上がりながら振り返るのがとても楽しいゲームです。家族でやっても面白いですが、親戚が集まったときや、友達が来たときにおすすめのゲームです。