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ウイングスパン
 

どんなゲーム?

 「ウイングスパン 」は、鳥や卵を集めて勝利点を競うゲームです。

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遊び方

 各プレイヤーが4ラウンドをプレイし、次の合計点で競います。
 ・鳥カードに書かれた勝利点
 ・ボーナスカードの条件を満たした場合にもらえる勝利点
 ・ラウンド終了時目的を満たした場合にもらえる勝利点
 ・卵の数
 ・鳥カード上に蓄えた餌の数
 ・差し込んだ鳥カードの数

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 各プレイヤーは、1ラウンド目では8個のアクションコマを持っており、これを消費して次のいずれかの行動を起こします。

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①鳥カードのプレイ:森林・草原・湿地の3つの生息地のうち、その鳥が生息できる場所に、左側から順に鳥カードを配置します。

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 配置する際に、鳥カード左上の餌と、ボード上に卵のアイコンがある場合にはその数だけの卵を消費します。

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 鳥カードをプレイすると、その鳥カードに記載された勝利点を獲得します。

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②餌の獲得(+森林の鳥の能力起動):森林上にアクションコマを置き、餌箱からダイスを選択して餌トークンを獲得します。鳥カードのプレイなどに餌が必要になります。

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 森林の行に鳥カードが配置済みの場合、右から順番にそのカードの能力を起動し、適用します。

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③産卵(+草原の鳥の能力起動):草原上にアクションコマを置き、卵を描かれた個数分獲得します。卵は、鳥カードのプレイ時に必要になる場合があるほか、最終的には勝利点にもなります。

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 草原の行に鳥カードが配置済みの場合、右から順番にそのカードの能力を起動し、適用します。

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④鳥カードの獲得(+湿地の鳥の能力起動):湿地上にアクションコマを置き、鳥カードを描かれた枚数分獲得します。鳥カードは、プレイするほかにも、差し込んで勝利点とすることができます。

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 湿地の行に鳥カードが配置済みの場合、右から順番にそのカードの能力を起動し、適用します。

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 この4つのアクションをバランスよく繰り返して、より多くの勝利点獲得を目指します。
 ラウンドが進むと、各生息地にたくさんの鳥が生息するようになり、その行でアクションを起こしたときに鳥カードの能力をコンボで起動できます。鳥カードをプレイする際には、プレイのしやすさ(餌の種類・数)や鳥カードの勝利点も大事ですが、能力をどのように活かし、組み合わせて勝利点につなげるか、を考えることがポイントになります。

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ウイングスパンのおすすめポイント

 とにかくコンポーネントが特筆すべき美しさで、餌箱にダイスを振り入れたり、鳥カードをプレイしたりといった一つ一つの動作を楽しめます。

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 ドイツの「エキスパートゲーム大賞」を受賞したゲームだけあって、ゲームバランスも非常によく、誰にも邪魔されずに自分だけのサンクチュアリーを作る充実感があります。

 また、鳥カードには生息地、必要な餌の種類・数、勝利点、能力のほかに、巣の種類、卵の配置上限、翼長(ウイングスパン)、生息地域と特徴が書かれており、鳥カードを鳥図鑑のように眺めるだけでも楽しめます。

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 これらは、実際の鳥の生態を元に考案されているそうで、例えばこの「キバシカッコウ」は、「カッコウ」の一種で、産卵して他の鳥の巣に卵を産みつける「托卵」を能力として持っています。

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 このように、遊びながら自然と鳥の生態・特徴に詳しくなるという、子供の学習面の効果も期待できます。
 受賞した「エキスパートゲーム大賞」は中上級者向けゲームを対象としていますので、ルールはけっこう複雑で、説明書を読んでもなかなか理解は難しいです。しかしながら、最終的には「勝利点」をたくさん貰えば良いという単純なゴールですので、ルールを確認しながら一回プレイすれば要領をつかめると思います。

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 プレイ年齢は10歳からとなっており、実際に、小学生中学年以上のお子さんであれば一緒に楽しめると思います。
 ドイツの「エキスパートゲーム大賞」の2019年大賞受賞作品です。