「禁断の砂漠」って、どんなゲーム?
「禁断の砂漠」は、プレイヤー全員で砂漠に沈んだ都市を発掘して飛行船のパーツを集め、砂漠からの脱出を目指す協力型ゲームです。
- 特殊能力を駆使して仲間から感謝される楽しさがある!
- 仲間の状況を思いやる必要があるため、仲間意識・連帯感が生まれやすい!
- 地形が変わることで予想外のドラマが生まれる面白さ!
- 人数:2〜5人
- 所要時間:45分
- 対象年齢:10歳〜
- ジャンル:協力型
- 定価:5,480円
「禁断の砂漠」の遊び方
プレイヤーは、
- 考古学者
- 給水士
- 探検家
- 気象学者
- 案内人
- 登山家
という6人の冒険者の中から役割を選び、それぞれの特殊能力を駆使しながら、砂漠を発掘して飛行船のパーツを見つけ出し、砂漠からの脱出を目指します。
勝利条件は、冒険者が一人も欠けることなく、飛行船の全部品を集めて、発射台のあるタイルに集まることです。
このゲームでは、冒険者は「砂漠タイル」の上を移動して、砂マーカーを除去しつつ発掘し、アイテムや飛行船の部品を探します。
毎ターン、冒険者は行動後に「砂嵐カード」を引き、そのカードの指示に従って次の効果が生じ、徐々に過酷な環境になっていきます。
砂嵐が吹き荒れ、砂漠タイルが吹き飛ばされた上に砂マーカーが堆積する
砂嵐レベルが上昇する
太陽が照りつける(水筒の目盛りが一つ減る)
ゲームの敗北条件は、上記の「砂嵐カード」の内容に対応して、
- 生き埋め:砂マーカーを置く必要があるときに、砂マーカーが不足した
- 吹き飛ばし:砂嵐レベルが☠️に達した
- 渇き:誰か一人でも水筒の目盛りが☠️に達した
という3つの条件があり、これらのいずれか一つにでも該当すると全冒険者の敗北になります。
これらの条件はかなりシビアで、特に「渇き」については常に気にしておかないと、すぐに水筒目盛りが枯渇してしまいます。
したがって、冒険者が協力しながら「井戸」から水を汲み上げたり、地下通路・太陽シールドで「照りつける太陽」を防ぐといった行動をとることが重要になります。
「パンデミック」の作者が制作したゲームだけあって、「パンデミック」と類似する部分も多いものの、「パンデミック」と異なり、「禁断の砂漠」では冒険者自身の命が脅かされる状況にあり、その回避・回復のためにお互いの特殊能力を活用することが多くなります。
お互いの状況を思いやる必要があるため、仲間意識が生まれやすく、また、参加者間の感謝・連帯感はより生まれやすいように思います。
また、砂嵐が吹き荒れる度に地形が変わっていくため、予想外のドラマチックな展開を楽しむことができます。