バンディド

bandido ボードゲーム

「バンディド」って、どんなゲーム?

 「バンディド」は、プレイヤー全員で協力して坑道の出口を塞ぎ、ならず者「バンディド」の脱獄を防ぐ協力型ゲームです。

  • ルールが単純で分かりやすい
  • 協力型ゲームにありがちな「指示待ち」になりづらく、全員が参加しやすい
  • 今なら無料体験版もある!
  • 人数:1〜4人
  • 所要時間:15分
  • 対象年齢:6歳〜
  • ジャンル:協力型
  • 定価:1,540円

「バンディド」の遊び方

 まず、スタートカード(バンディドの牢獄)を配置します(出口5つの易しいバージョンと6つの通常バージョンがあります)。

 みんなで協力してこの出口を全て塞ぐことがゲームの目的です。

 各プレイヤーは、山札から3枚ずつカードをとって手札とし、順番に、道カードの出口がつながるように配置します。

 道カードは縦にも横にも置けますが、全ての出口がぴったりつながるようにしないといけません。

 道カードを配置した後、山札から1枚取り、手札を補充します。

 もし、手札にどうやってもつなげられるカードがないときは、手札全てを山札の下に戻し、改めて3枚を引いて手札とします。
 ただし、手札の交換はどうしても置けるカードがない場合に限られ、手札に置けるカードがあるときに勝手に交換することはできません。

 協力型ゲームですので、「この場所を空けておいて」とか「こっちを先に塞ごう」などと相談しながら進めます
 ただし、他のプレイヤーに自分の手札を見せてはいけないという制約があります。

 坑道の全ての出口を閉じれば全プレイヤーの勝利です。

 山札が尽き、全員の手札を出し尽くしても閉じられていない出口がある場合や、道カードを置く隙間がないため坑道の出口を閉じられない場合は、全プレイヤーの負けです。

「バンディド」のおすすめポイント

 ルールは単純で、小さいお子さんでもすぐに遊ぶことができます

 懐中電灯カードを使えば、簡単に坑道を行き止まりにすることができます。

 しかしながら、懐中電灯カードの枚数には限りがありますので、上手に道カードをつなげて、ループさせて出口をなくしたり、複数の出口を一つに統合することが大事になります。

 難易度は意外と高く、手札によっては出口をむしろ増やしてしまうこともあります。

 なかなかクリアできないことも多いのですが、思いがけず1ターンくらいでクリアできたり、懐中電灯カードも使わずに上手に坑道を塞げることがあります。
 うまくいったときは全員で盛り上がることができ、うまくいかなくても全員で慰め合うことができる、そこが協力型ゲームの醍醐味です。

 さらに、一般に協力型ゲームでは、一部のプレイヤー(大人や年上の子供)がみんなの動きを指示してしまい、他のプレイヤーが退屈してしまうことがあるのですが、バンディドでは手札を他のプレイヤーに見せることができず、各プレイヤーが自分で考えてプレイしますので、全プレイヤーが平等に参加することができます

 子供と遊ぶときは、子供の考え・選択を尊重して、たとえ出した道カードがよくなかったとしても文句を言わないようにしたいものです。

 なお、プレイ時間は15分とありますが、カードの運次第で、うまくいって5分もかからずに終わるときもあれば、20分以上かかるときもありますので、少し時間の余裕を持って遊びたいゲームです(ただし、カードが尽きれば終わりですので、そこまで長期化することはありません)。

 現在、販売元のHelvetiq社が、バンディドのCOVID-19特別バージョンを無料公開しています。
 バンディドのルールそのままに、COVID-19が我々のもとにやってくるのを手洗いやステイホームなどで防ぐゲームになっており、こちらから無料でダウンロードし、印刷して遊ぶことができます。
 道カードの数はバンディドの半分程度ですが、この無料版でも十分に楽しめる内容になっていますので、ぜひお試しください。

 バンディドのCOVID-19特別バージョンのほか、無料で遊べるボードゲームについては、無料で遊ぶ!おすすめボードゲームをご覧ください。

タイトルとURLをコピーしました