家族で遊ぶなら「協力型」ボードゲームがおすすめ
ボードゲームには、一般的な「対戦型」の他に、みんなで協力してゴールを目指す「協力型」というジャンルがあります。
子供と一緒に家族で遊ぶボードゲームとして、「協力型」は比較的とっつきやすくておすすめです。
協力型ボードゲームでは、プレイヤーみんなで一つのゴール達成を目指します。
みんなで知恵を絞ってゴールを達成すれば全員がハッピーで、家族の連帯感も強まります。
ゴールを達成できなかったとしても、全員の負けになりますので、みんなで慰め合ったり反省したりして、前向きに捉えることができます。
このページでは、子供と遊ぶのにおすすめな協力型ボードゲームを紹介します。
おすすめの協力型ボードゲーム
おばけ屋敷の宝石ハンター
「おばけ屋敷の宝石ハンター」は、おばけ屋敷が悪霊に占領される前に、宝石を集めてみんなで脱出する、協力型ゲームです。
- おばけが可愛くて、小さい子供でもとっつきやすい!
- みんなでワイワイ楽しく遊べる!
- 2014年「キッズゲーム大賞」の大賞受賞作!
- 人数:2〜4人
- 所要時間:30分
- 対象年齢:8歳〜
- ジャンル:協力型
- 定価:5,280円
- 受賞歴:2014年「キッズゲーム大賞」大賞受賞
対象年齢は8歳からですが、実感としては小学校低学年くらいから一緒に遊べます。
キャラクターが可愛らしいところも、小さいお子さんがとっつきやすいポイントです。
値段が高めで買うのをちょっと躊躇しますが、小さいお子さんから大人まで楽しく遊ぶことができますので、値打ちはあると思います。
バンディド
「バンディド」は、プレイヤー全員で協力して坑道の出口を塞ぎ、ならず者「バンディド」の脱獄を防ぐ協力型ゲームです。
- ルールが単純で分かりやすい!
- 協力型ゲームにありがちな「指示待ち」になりづらく、全員が参加しやすい!
- 今なら無料体験版もある!
- 人数:1〜4人
- 所要時間:15分
- 対象年齢:6歳〜
- ジャンル:協力型
- 定価:1,540円
対象年齢6歳から、小さいお子さんでも遊べる協力型ゲームです。
自分の手札を他の人は見られないため、全員が平等に参加しやすい反面、密にコミュニケーションをとりながらプレイすることは難しくなります。
この点は評価が分かれるところだと思います。
今なら版元がCOVID ~19特別バージョンを無料公開していますので、まずはそちらで試してみると良いかもしれません。
パンデミック
「パンデミック」は、プレイヤー全員で協力してウイルスの感染拡大を食い止め、治療薬発見を目指す協力型ゲームです。
- 巣ごもりしながら、ウイルスとの戦いを疑似体験できる!
- 特殊能力を駆使して仲間から感謝される楽しさがある!
- 世界の都市名・場所に詳しくなれる!
- 2009年「年間ゲーム大賞」の最終候補に残った傑作!
- 人数:2〜4人
- 所要時間:45分
- 対象年齢:8歳〜
- ジャンル:協力型
- 定価:4,400円
- 受賞歴:2009年「年間ゲーム大賞」最終候補
対象年齢8歳から、巣ごもりしながらウイルスとの戦いを擬似体験できる、今の時期にもってこいの作品です。
今回紹介した作品の中では戦略性が高く、プレイヤー間のコミュニケーションが重要なゲームです。
その分、勝利した際の一体感・達成感は格別です。
禁断の砂漠
「禁断の砂漠」は、プレイヤー全員で砂漠に沈んだ都市を発掘して飛行船のパーツを集め、砂漠からの脱出を目指す協力型ゲームです。
- 特殊能力を駆使して仲間から感謝される楽しさがある!
- 仲間の状況を思いやる必要があるため、仲間意識・連帯感が生まれやすい!
- 地形が変わることで予想外のドラマが生まれる面白さ!
「パンデミック」の作者が制作したゲームで、こちらは対象年齢10歳からとなっています。
「パンデミック」と比べてさらに仲間意識・連帯感が生まれやすく、協力型の醍醐味を強く感じられるボードゲームだと思います。
ドラスレ
「ドラスレ」は、プレイヤー全員で協力して経験値やアイテムを集め、ドラゴンを退治するゲームです。
- キャラクターデザインがカッコいい!
- サイコロ次第で一発逆転もありうる、絶妙なゲームバランス!
- 強制的なゲーム進行により、ゲーム時間が読みやすい(約30分)!
- 人数:2〜5人
- 所要時間:30分
- 対象年齢:10歳〜
- ジャンル:協力型
- 定価:3,973円
こちらも対象年齢が少し高めで、10歳からとなっています。
キャラクターデザインがかっこいいため、特にファンタジーの世界観が好きな子であればテンションが上がると思います。
まとめ
子供と遊ぶのにおすすめな協力型ボードゲームを4つ紹介しました。
小学校低学年くらいのお子さんと一緒に遊ぶ場合は、「おばけ屋敷の宝石ハンター」が一押しです。
対象年齢は8歳からですが、実感としては小学校低学年くらいから一緒に遊べます。
値段が高くて手を出しづらいなぁという方は、まずは「バンディド」のCOVID ~19特別バージョンを試してみるのがおすすめです。
試してみて、さらに気になるようであれば、「バンディド」を購入するか、他の作品を試してみると良いでしょう。
小学校中学年くらいのお子さんであれば、話題性・タイムリーさも含めて「パンデミック」がおすすめです。
勝敗にかかわらず、プレイヤーの連帯感が高まること請け合いです。
「ドラスレ」は「パンデミック」に比べると運の要素が強く、時間的にも少しライトですが、協力型ボードゲームの醍醐味は十分味わえます(ただし、難易度はわりと高めです)。
以上、ボードゲーム購入検討の参考にしていただけると幸いです。